父の日ですね。お父さんいつもありがとう。
さて巷で噂のぶっ壊れAndroid(いい意味で)。どんなもんかと買ってみました。
1週間使ってみた結果・・・これはいいゾ!!!!ということで今回はApple信者の僕がPixel7aを皆にお勧めしていきます。
Pixel7aとiPhone14を比較した上でのPixel7aを選ぶメリットとデメリットは以下です。詳細はその下に書いていきます。
- 高性能で安すぎる
- バッテリーの持ちがいい
- カメラの画素数が高いためズームしても高画質
- 動画やゲームがぬるぬる動く
- 指紋認証の精度が高く、アプリに辿り着くのが早いため決済も早い
- 音声文字起こし機能が優秀
- 全体的な処理スピードが若干iPhoneの方が早い
- リンク先やトーク画面を長押しでチラ見できない
- Apple純正マップが使えない
- ロック画面でウィジェットが使えない(実装予定らしい)
- 上部タッチで画面TOPまでのぼれない
- Apple Watchが使えない
メリットもたくさんありますがデメリットももちろんあります。これらの詳細を見ていきましょう。
ちなみに水色買ったyo
スペック比較(メモリ、カメラ、バッテリー etc…)
Pixel7a | iPhone14 | |
価格 | 62,700円(税込) | 119,800円(税込) |
メモリ | 8GB | 6GB |
ストレージ | 128GB | 128GB |
CPUスコア | 19万 | 21万 |
GPUスコア | 30万 | 35万 |
UXスコア | 14万 | 13万 |
リフレッシュレート | 90Hz | 60Hz |
重さ | 193g | 172g |
ディスプレイ | 6.1インチ | 6.1インチ |
カメラの画像数 | 6,400万画素 | 1,200万画素 |
バッテリー容量 | 4,385mAh | 3,279mAh |
急速充電 | 最大18W | 最大20W |
ワイヤレス充電 | 最大7.5W | 最大7.5W |
生体認証 | 指紋認証/顔認証 | 顔認証 |
端子 | USB Type-C 3.2 Gen 2 | Lightning |
価格
比較表見てからこの価格見たらわかりますかねこの異常な値段の差。Appleブランド料とGoogleが設定した異常な安さの値段が約6万円の差を生み出しています。たぶんどっちもおかしいんだと思います。Appleは取りすぎ、Googleは利益出なそう、、、Googleは一旦Pixel7aをめちゃくちゃ流行らせてから後継機で値段あげるって感じなのかなあと。Ankerと同じ戦法ですね。Ankerも高すぎよ最近。
楽天経済圏の方は楽天で購入した方がお得です。
CPU・GPU・UX
CPUはPixel7aは「Google Tensor G2」、iPhone14は「A15 Bionic」というものが使われています。全く別物なので比較は難しく、渋々Auntutuベンチマークスコアで算出しました。CPUとGPUは少しiPhoneの方が高いですね。
UXがPixel7aの方が若干高いのはリフレッシュレートが高いためと考えられます。UXとはユーザがどれだけスマホアプリをストレスなく使えるかを表すものです。リフレッシュレートは1秒間に何回画面を表示できるかを表しています。Pixel7aのリフレッシュレートは90Hzなので1秒間に90回画面を表示できるということになります。iPhone14は60HzなのでPixel7aの方が画面が滑らかに動くということですね。
スマホのスペックを数値化したものです。デバイスの処理能力やグラフィックス性能、メモリ管理など、さまざまな側面を考慮して総合的な評価を行います。ただしOSの異なるスマホをこのスコアで比べるのは実はナンセンスです。なぜならiPhoneとAndroidで「Auntutuベンチマークテストを行うアプリ」の構造(開発言語)が異なるからです。そのためOSの異なる今回のような比較も正確なものではなく、伝えたいのは「iPhoneとAndroidあんまり変わんねえな?」ってことです。このスコアはiPhone13とiPhone14を比べるときなどに有効的です。
重さ・ディスプレイ・カメラの画像数
重さはPixel7aの方が重いですが、大きさは変わりません。スマホケースを重いものにすると結構重く感じるかもしれません。
カメラの画素数は圧倒的にPixel7aの方が高いです。ただ普通に撮る分には全く違いはわかりません(プロならわかるのかもしれませんがド素人にはわかりませんでした)。違いがはっきりわかるのはズームして撮ったときです。試しに同じ距離からビール缶を2倍ズームで撮ってみました。それをさらに拡大してみると鮮明さが異なります。左のPixel7aで撮った方が鮮明に文字が読めますね。
バッテリー・充電・端子
バッテリー容量はPixel7aが4,385mAhでiPhone14は3,279mAhでPixel7aの方が大きいです。公式サイトには「通話、データ通信、待受やその他の機能の使用などを組み合わせたテストで31時間持った」と記載があります。
急速充電iPhone14が最大20WでPixel7aは18Wです。若干低いですね。
端子はUSB Type-C 3.2 Gen 2です。Lightning卒業できるのはでかいゾ!!!電力供給量も転送速度もType-Cの方が強いのでいいですね。
生体認証
Pixel7aは指紋認証に対応しています。しかも昔のiPhoneのようなホームボタンがあるわけではなく画面に指を置くだけで認証できてしまいます。これがめちゃくちゃ便利です。コロナ禍マスクの顔認証地獄はもう味わいたくありません。
ちなみに強化ガラスは会社によって指紋認証の精度が変わっちゃうみたいです。僕はラスタバナナのガラスフィルムを使っていますが問題ありませんでした。
アプリ比較
ここまではスペックの比較をしてきました。今度はアプリケーションレベルで比較をしていきたいと思います。
ロック画面・音楽認識
Pixel7aでは今のところロック画面にウィジェットを置くことができません。今後実装予定らしいです。
音楽認識はiPhoneより便利です。Pixel7aでは流れてる音楽を自動で認識しロック画面に表示してくれます。雑音が多くても結構認識します。
さらに認識した音楽を履歴に残しておいてくれます。数時間居酒屋にいると結構溜まってたりします。バッテリーの消費が嫌な方はOFFにしておいてもいいかもしれないですね。
レコーダー(音声文字起こし機能)
こちらはPixel7aに入っているレコーダーアプリの機能です。使ってみたらめちゃくちゃ優秀でした。会議のメモとかにも使えそうです。
マップ
10年間Appleマップを使ってる身からするとGoogleマップは正直微妙です。僕は自転車で日本を横断したことがあるのですがGoogleマップはイバラ道に誘導してきたり、異常に狭い道を使ったりしてきます。また車のナビとして使う時もAppleマップの方が使いやすいです。Appleマップは入り組んでる交差点などは柔軟に視点を変更してくれます。そのため道を間違えるリスクが減ります。またAppleマップは到着地点の入り口まで正確に案内してくれます(これはなんとなくそんな気がするだけかも)。ショッピングセンターで言えば駐車場の入口ですね。まあGoogleマップでも十分使えるんですけどね。細かいところを言うならばってレベルです。
SNSの使い勝手
SNSの使い勝手はあまり変わりませんが細かいところで言うと懸念点はあります。これはPixel7aの懸念点と言うよりはAndroidの問題ですね。
1つはLINEのトークを長押ししてトーク内容を見れないことです。iPhoneユーザでない方はピンとこないかもしれませんが既読をつけずにトークを見る癖がある方は不便に感じるかもしれません。
2つ目は画面上部を押して画面トップに移動することができない点です。iPhoneではSNSやブラウザで下の方までスクロールした後、画面上部を押すとページの一番上まで戻ることができます。Androidにはこの機能がついていないので画面トップに戻る際は頑張ってスクロールする必要があります。Twitterみたいにアプリの機能として「画面トップに戻るボタン」がある場合は問題ありません。
Apple Watch
Apple Watchは使えません。Apple Watchを絶対使いたい方はiPhoneを使ってください、、、ただPixel7aが出たことでApple Watch卒業する人も結構みられます。ていうかApple Watch必要ですか??
果たしてiPhoneを使う理由はあるのか
最後にiPhoneについて少し僕の見解を話します。皆さんはiPhoneを選んでいる理由を答えられますか?2年おきくらいに10万円を超える買い物を当たり前のようにしてるってすごいですよね。Appleのマーケティングは恐ろしいものです。気づいたらiPhoneを使わずにはいられない体になっています。皆さんと同じように僕がiPhoneを使っていた理由は「iPhoneだから」です。もう大した理由なんてないんです。
落ち着いて考えてみると別にiPhoneじゃなくても全然生活できます。Androidも進化していてAndroid特有の画面遷移のカクツキは改善されてきています。細かい機能の違いはありますがスマホとして必要な機能は不自由なく使えます。それどころかiPhone以上の性能を発揮する場面もあります。それでもiPhoneを使う理由があれば以下のような感じでしょうか。
- AppleWatchを使いたい
- プロゲーマー
- 高度なビデオ撮影をしたい
- 学生のような集団でAirDropを使う機会がある
- ブロガーやインフルエンサーとしてMac、iPhone間のデータ転送を行いたい
- エンジニアとしてiOSアプリ開発をしたい
これに当てはまらない方はAppleの無限ループ戦略から脱出してもいいかもしれません。僕はiOSアプリの開発に使うのでiPhoneは必要になるのですが私生活だけであればPixel7aを使います。
だって安いもん!!!!!!
僕たちは時代の最先端を生きています。そしてこれからも技術は進化していきます。価格はさらに上がっていきます。でも日本の経済は止まっていて、相手はアメリカの企業です。あとはお察しの通りです。
皆さんもこの機会に脱iPhone・脱Appleを考えてみてはいかがでしょうか?もちろん絶対iPhoneがダメだ、と言うわけではありません。ただ無心にiPhoneを買う自分を一度問いただしてみるだけでも、大きな価値があると思います。